エウレカセブンAO #02

引き続き情報量が多くも、全体的に霞がかかっているような印象の第二話。推測を促す材料はあるのだけれど、転がすほどにはまだ。推理物でも推測を転がせる頃には終盤になってたりするんですけど。

追い込まれても前向きな戦い方と、動くメカはいいもんだ。

シリアス一辺倒で行くのかと思ったらバランスを取るかのような、輸送艦突撃の際のガゼルとアオのやり取りと身振りが楽しかった。「ぶち破れ」の芝居とその後の間が好い。日本軍も沖縄自衛隊もコメディチックに描かれているけど、すぐ傍のシークレットほったらかしなのは抜けすぎじゃないだろうか。

前作を連想させるシーンやアイテムをチラチラ匂わせているのが、『ターミネーター4』のシリーズオマージュと似たような感じに思う人もいるかもしれない。セカンド・サマー・オブ・ラブを経ていないであろう月が、OPでもやたら暗示的に使われているようで面白い。

今回はアオの母「エウレカ」探しで引っ張っていく感じかしら。前作のダイアンを想起させるビジュアルで描かれてるけど、ダイアンやアドロックは生死不明すぎて「予想外だけど見つかった」という感じだったので、シリーズとしては新しい軸になるか。まだ同一人物でない線も残っているけれど、エウレカがいつでもどこでも波乱万丈な生活を送ってて、いたたまれない感じはある。ナルの「アオ、泣かないの」はユタ能力持ちということを考えれば、ナルの言葉ではない可能性もあるのかしら。

前作との繋がり方は同時間軸なら順当にタイムワープが思い浮かぶけれど(OPにドラえもんっぽいビジュアルの人いるし)、話づくりとしては定番すぎるような気も、結末によっては交響詩篇の話が妙なところに着地してしまう気もしないでもない。「劇場版でいくらでも続編ができるような構造になった」みたいなことを言っていたので劇場版と同様に別宇宙の可能性もあるけど、同じ土台を好まなさそうなスタッフが一度やった設定を使うのだろうか。まだなんともわからんよね。
漫画版の帯にあった『ニュー・オーダー』漫画化のような告知とか、AO特番としての放送とか、第51話から繋げたいような意思は感じる。


公式サイトの用語解説がいい仕事してるので、グループのほうは視聴者目線での設定整理に徹すれば自分としてもちょうどいいのかなと。しかし徹夜更新できなくなったなぁ、体力落ちた。テロップを文字に起こしてると、7年前に比べてアニメ制作スタッフの役職や数が増えたと感じる。

エウレカセブンAO #01

関西MBS組の感想を目にして、期待値下げといたほうがいいのかなとか引いた気構えだった反動もあってか、前作とはまた違う段取りでうまいこと作ってる1話だったなーと思った。

・・・なんて好意見を表明するのも許されるか怪しいほど、合わない人には合わないらしい騒がれかたしてるのがまたこのエウレカらしいなとも。ファンながら、毎度叩かれる理由も納得できてしまうシリーズですけど、創作物に怒りを覚えるほど入れ込んで視聴できてないせいかシミュレーションSFとして見てるせいか、気にせず楽しんでしまいました。人からはよく愚鈍と言われてます。

日課にしててよかった用語考察。専門用語のオンパレードも全く気にならん。続き物という観点で前作をまったく知らない人からしたら、今後本編でフォローがなければ置いてけぼりにはなるだろうか。当たり前のように語られてるトラパーって何?エウレカって誰?ってとこからだろうし。スカブバーストって何?は前作見ててもまだわからん。

希望の木の枝を携えた鳥」を、また『金枝篇』か!という人をよく見かけるけど、さすがに聖書出典なんじゃないかと思うが違うのかしら。図像的な演出の見方がだいぶ分かってきたような気がするから探るのが面白い。文化に疎いのでネーミング元ネタとかはついてくのがやっとですけれども。ていうかアラタ・ナルみたいなネーミングにシフトして、引用卒業してるかと思ったら普通に継続してた。

IFOキリエは冒頭に出てきたけど、ロボアニメの1話で人型メカを出さないというのは現実路線の強調だろうか。乗り物が空飛んでる時点で関係ないか。特技監督の村木氏も前作劇場版込みでサーカスをやりつくしたみたいに言ってたから、作品の色も色だし今回は落ち着いた戦闘スタイルにしてくる可能性もあったり?

海面やヘッドライトの光は7年前に比べてえらい綺麗な印象。美術の変化・撮影表現の進化かしらー。アオとナルがFPで逃げてる途中、Gモンスターの攻撃を茫然と眺める夜のシーンなんか『宇宙戦争』系のビジュアルで大好物。先行PVに入ってなかったのが意外なほどに。

直前のセリフに反して明るめな声で言ってて妙な感じにはなったけど、前作から引き続きの「つづく」が地味に嬉しい。忘れられてそうな要素だっただけに、無かったらツッコミ入れようと思ってたのに。

唯一気になるのは、このキャラクターの布陣でどうドラマチックな展開してくるのかという点。前作はボーイ・ミーツ・ガールという軸でやってたので、カップルのイチャイチャでニヤニヤできる話がわりとあったと思うけど、今回はあんまり匂わせてないよなーと。


アニメ感想をブログに書く時代ではなくなったと思っていたけど、わりと文量書けるもんだな。2話ごとにエントリー1つで十分かと思ったらまだ他のことも書けそうだ。己の文章にまとまりが感じられなくて書いてても気持ち悪いんですけど、リハビリにはなるんじゃないかとも考えてる。
「AOは劇場版も予定されてる」とかたまに噂でみるけどほんとだろうか。

2012年

今年は人類滅亡の年らしいので、またダイアリーを書くようになれればいいなとちょっと思っている。思っているだけで書くことがあるかも書けるかも分からない。書く契機にできるのならば、滅亡理由は「マヤの予言」でも「伯家神道の予言」でも「厩戸皇子の予言」でも何でもいい。ついでに本当に滅亡するのであるなら、あまり苦しみを伴わないで終わってくれたほうがありがたい。
後継サービスのはてなブログというものも始まったらしいが、強く移行を促されるまではダイアリーを使っておこうと思う。2004年から今このエントリーに至るまで堆積している黒歴史の数々を、進んで新サービスに移行することで綺麗さっぱり捨て去るのも美しいが、どうせ行く先々何かを残すごとに、残したものは黒歴史と化すのだから、惰性に身を任せておいたほうがいいだろう。
エウレカAO』に備えてg:eurekaを更新しなければなるまい。ツイッターとかが流行り、ブログはまとめブログのみが生き残り、Wikipediaと作品ファン数が圧倒的に多い@wikiぐらいしかまともに更新されない時代となって、はてなグループ、ましてあのグループなど見る人間がいるのであろうか。いないから更新するしかないのである。自己満足である。
怠惰な頭と節穴の目は7年前から変わっていないが、多くを望まず約やかなことを好むようになったせいか、それなりに物事を広く見渡せるようにはなったと思う。中二病を患ったまま順当に枯れてきている。

コクリコ坂から

久しぶりすぎてダイアリーどう書いてたんだったかとか、カテゴリー何つけるんだったかとか忘れたよ。
趣味に合ってしまったものはわりと何でも食べられる、ゲド戦記でもそれなりに美味しく見れてしまう自分の感性では信憑性も何もあったもんじゃないと思うけど、純粋に楽しかった。
序盤の序盤は若干とっ散らかった印象だったんだけれども、ちょうど予告で使われてる場面のあたりから一気にスーッと鮮やかな雰囲気になって、しっかりポイントを押さえながら生き生きした勢いのままに走り抜けててよかった。脚本を映像化するうえでは当然ながら、ト書きでは描写されていない細かい芝居もきちんと付加されてたし、そういうとこで結構ニヤニヤできる。脇役では空とヒロさんが可愛いかった。
音楽の使い方、躍動的なシーケンスに合わせて流れるジャズがいい。ある意味王道、古典的な曲の付け方をしてきてた今までの作品と違って、青春部活映画にもあるようなセンスで似合ってていい。
脚本段階からある合唱なんかは作品のことを考えてという以外に、吾朗監督の持ち味にできるように駿が計らって組み込んだようにも思える。・・・ゲドの時は一時退出してたからアカペラパート見てたか分からんか・・・。
その監督・脚本両者が糾弾してた作画の甘さは、確かに指摘されてたような部分を気にかければ気になった。勿体ないけど普通に見る分にはあんまり気にならないんじゃないかとも。そんな甘々なこと思ってたら見る側でも殴られるかもしれんが。
初日の初回のせいか、前日の金ローの放送効果のせいか客少なかったのが、暑苦しくない分ありがたくもあり、楽しかった身としては今後が心配でもある。朝から映画見に来るやつはそんなにいないだろうけどさ。
宣伝PVはしっとりした感じをピックアップするんでなく、もっと明るい挿入曲とかキャッチコピーにもなってる『上を向いて歩こう』をBGMに編集したほうが作風にあってるんじゃないかとも思う。でも、あんまり宣伝でハードル上げても評価が辛辣になってしまうだろうから難しいもんよね。

尾道

着いた日は雨で、中日が曇り時々晴れ、帰る日が快晴と一度で三度おいしい天候だった。

神社でおみくじ引いたら大吉で、50mmのレンズを石段に落としても致命傷にはならなかったり、帰りの新幹線の切符を失くしても何とかなったりと大的中でございました。









映画とかアニメとかのロケ地巡りする気は特に無かったんですが、街歩いてるとどこかしらそういうスポットに辿り着く。名所だらけの街ですね。

初めての京都以南の旅ってこともあり、京都越えたあたりからワクワクしておりました。また行けるときはもっとじっくり巡りたい。

マン・オン・ワイヤー

http://www.espace-sarou.co.jp/manonwire/
面白かったー。清々しいドキュメンタリー映画ですね。

ツインタワーで綱渡りをしようと発想し、あらゆる手段を使って綿密に準備を進める様は「愛すべき馬鹿」とも言えそうな頑なさ。
加えて、そんなことを実行しようとする首謀者フィリップと、手を貸したり振り回される共犯者である友人たちが、皆ユーモアに溢れた人々なのも楽しかった。各々の証言は子供時代を思い出して喋っているようなテンションで。
綱渡りの準備を進行させていく中やすべてが終わったあと、フィリップの周囲の人間関係の変わり方が、理由なくやったこの計画の大きさを示してるんだろうな。物語のような事実の
音楽もよかった。上映前にシアター内で流れてるBGMでワクワクしてた。

色々

  • ダイアリーコメントスパムって5年やってて初めてかしら。更新しろってことですかね。
  • サマーウォーズ時かけりあんまり興味湧かないなぁ。話のテンションが想像できちゃうからだろうか。
    • 作品的にどう転ぶか判んないような作品の方が興味湧いて、かつ観終わってからも好きになるパターンが自分は多いような。